キケロの和訳(2)

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Jan 2, 2019 20:02
しかし、非常に教養のある人から次のことを我々は学んだ。ほかの学問の勉強は、学識と教訓と技術から成り立つこと、そして詩人が性格の点で優れており、心の力により駆りたてられており、神のような精神に動かされることだ。当然のこととして、クィントゥス・エンニウスは詩人を「聖人」と呼ぶ。なぜなら、詩人はあたかも何らかの寛大な施しによって神々から我々に委託されているようである。そのため、審判者よ、蛮行によって汚れたことのない、この詩人という名前を聖なると思え。石と砂漠は詩人の声にこたえて、大きな野生動物は歌に胸を動かされ、静まる。優れた教育を受けた我々は、詩人の声に胸を動かされないのか?
我々はみんな、賞賛への欲求に動かされており、特に一番優れた者たちはもっとも栄誉に駆り立てられる。これは決して隠されることができないため、そうではないふりをすることなく、明らかに見せられるべきである。栄誉は拒否されるべきであるという内容の本を書くその哲学者でさえ、その本を自分の名前で著名する。まさに賞賛と名声を見おろす際にも、彼らは賞賛と名声を欲しがっている。優れた男で指揮者であるデキムス・ユーニウス・ブルートゥス・カッライクスは、彼の親友であるルーキウス・アッキウスの歌で自身が奉納した神殿と記念碑を飾った。さらに,エンニウスと共にエートリア人と戦った、マールクス・フルウィウス・ノービリオルも、戦利品をマールスに奉納することにためらわなかった。そのため、指揮者がほとんど武装した状態で詩人の名前とムーサを奉納したこの街で、平和の服を着た状態の審判者はムーサへの敬意と詩人の好意を怠るべきではない。
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