ポーランドにおける教育危機

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Oct 25, 2015 19:21

ポーランドにおける教育危機
            
 
 「教育危機」という文章で日本における教育の構造改革の是非や目標設定の矛盾などの題が論じられた。本のレポートでポーランドの教育危機を紹介したいと思う。
最初に、数値目標化という現象は日本だけでなく、ポーランドでも普及されている。一般的に、数値目標の定義は以下通り:
「計画の中で設定した目標を数値で示したもの」
教育の場合、数値目標というのは学生の知識や達成に下のランクを付けて、試験の結果を第一にするとのことである。
良い例となるのはマテゥラ(卒業試験)である。マテゥラには答え評価のキー、つまりどのような答えで幾つ点が得られるという表がある。キーには間違いがあることもあるが、キー以外の正しい答えに必ずしも点が付けられるとは限らない。なぜなら、キーの間違いを公的に発表することはCKE(中央検定試験委員会)の無能力を表しており、全ての試験は再び採点する必要がある。それはお金がかかるだけでなく、国全体の大学への登録を遅らすので必ず回避すべき事件として考えられる。したがって、学生は高等学校で学んでいるのはキーの作り方である。
ポーランド語のマテゥラ試験のたった一つの問題は授業で読まなかった韻文や小説の断片を分解と解釈である。簡単そうに見えるがどのように文学の様々な解釈を公正に評価できるかという問題があった。キーが全国の標準を決定するために作られたものである。しかし、キーのシステムは矛盾である。2009年の試験にイェジ・ソスノブスキという記者のエッセーが出た。筆者自身は実験として試験を受けたが不合格になった。つまり、実験の結果が証明したのは、キーによれば、筆者は自分が言いたいことを知らないということだ。したがって、三年間に身に付けるべき能力は文章を見てキーの形成を推量することである。キーの評価システムの特徴は学生の知識を読みやすい数値に変えると言えるだろう。
数学の試験はポーランド語のとだいぶ違う。キーを考えるより問題の種を覚えるのが大切である。毎年、マテゥラの形は大体同じなのでどのような問題が出るか何に点が付けられているのかと覚え、問題自体を解けない場合、せめて最初の段階(例:数値を整えること)を終了し一点を得ることができる。十分の準備をすれば、数学が苦手な学生も合格できるがなぜか毎年数学の試験の不合格率が高い。
2011年にマテゥラの評価システムの短所を表すために「マテゥラはくだらない」というユーチューブ番組が作られた。毎週、三人の男子大学生がポーランドの市の街をうろつき、他人の若者に簡単な質問するという番組である。小学校から学んでおるギリシャ神話やヨーロッパの地図や歴史、すなわち、全てのポーランド人が答えを知るべきの問いなのに、大勢の人は失敗する。
次に、高等学校の問題は科目の数である。ポーランド人の学生にはポーランド語、英語、外国語(自由に選べる言語)、数学、科学、計算機科学、物理学、歴史、生物学、地理学、体育、社会、文化、民間防衛、宗教の授業がある。平均の高校生は毎日朝八時から午後三時まで学校におり、暇はまるでない。毎日小テストや宿題があるので大勢の学生が中途半端の予習、勉強し、必読もせずあらすじしか読まない。
授業の内容にも短所がある。歴史という科目のプログラムの概念は小・中・高等学校で同じである。古代歴史から現代のに進むというプログラムは欠点だらけである。祝日が多くクリスマス休みと冬休みは長いせいで授業が予定通り進めない。その上、プログラムの90%の達成が要求されておるから90%を過ぎれば授業のテンポは急速に下がる。その結果としてポーランド人は第二次世界大戦以後の歴史が全く分からない。つまり、非常に大切なポーランド人民共和国の時代はあまり知られていない。
本レポートに紹介した問題はいわゆる氷山の一角である。しかし、ポーランドにおける学級崩壊の原因は主に数値目標化だと考えられる。