台湾語は方言なのか

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Jun 25, 2019 19:28
台湾では台湾語と中国語が話される。私的な場所で台湾語、公的な場所で中国語を使う、というのは普通の考え方である。学校や政府機関では中国語が標準語であり、テレビニュース等も中国語で放送される。普段の会話で台湾人は中国語と台湾語を混ぜて話すことが多い。

両方とも使うので、同じ発音で意味が全く違う言葉が出てくることもある。日本にもあるだろう。例えば、愛知では、体調が悪い時に“えらい”と言うことがあり、それは他の地方の人は“偉い”と勘違いするようで“何で体調が悪いのに偉い?”と思ったりもするかもしれない。

台湾には同じ発音で意味が全然違う言葉がある。“マスクを外す”ことを意味する言葉と“ズボンを脱いで走る”ことを意味する言葉とは発音がほぼ一緒なので、ある事件が起こった。

あるお爺さんが風邪なのでマスクをして銀行に行った。銀行員は防犯のため、お爺さんに“マスクを外してください”と言った。お爺さんは、“あれ、ほんとう?”と思いながらも、ズボンを脱いで走り始めてきた…。

これはもちろん、冗談だ。

一般的に台湾語は方言だと考えられているのだが、別の言語なのではないかと思われることもある。発音はもちろん、単語や言い方にも違うところがたくさんある。中国人が学んだことがなければ台湾語が全然わからなくて、コミュニケーションも全然できないのだ。